サントリーが「ふんわり鏡月」に梅味追加 氷入りグラスに注ぐだけのシリーズ増強

2014.2.25 18:00

サントリー酒類が4月1日発売する「ふんわり鏡月うめ」。消費税率引き上げ後の需要喚起に向け“シェア飲み”を打ち出す=25日、東京都千代田区

サントリー酒類が4月1日発売する「ふんわり鏡月うめ」。消費税率引き上げ後の需要喚起に向け“シェア飲み”を打ち出す=25日、東京都千代田区【拡大】

 サントリー酒類は25日、焼酎ベースのリキュール「ふんわり鏡月 うめ」を4月1日発売すると発表した。20~30歳代の若者を中心に、仲間と同じ瓶の酒を交わす“ボトルシェア”の飲み方を提案、消費税率引き上げ後の需要喚起を目指す。アルコール分16度、700ミリリットル瓶入りで、希望小売価格は税別775円。

 「ふんわり鏡月」シリーズはゆず、アセロラに続き3品目。同社の調査では、ユーザーは20~30歳代が65%に上るという。今年は量販店などでの取り扱いを前年比6割増の8万店、業務用は5倍増の5万店に伸ばし、全体で55%増、110万ケースの売り上げを目指す。

 酒類業界では昨年来、ウイスキーや焼酎などの本格スピリッツと缶チューハイなどの顧客層とをつなぐ新分野のボトル入り商品が目立っている。キリンビールはウォッカベースの「スミノフ モヒート」など3商品、サッポロビールもラムベースの「バカルディ ピニャコラーダ」など3商品を展開。アサヒビールはワインに果物などを加えた「ヴィニャ・アルバリ・サングリア」を3月発売する。

 いずれの商品も、氷入りのグラスに注ぐだけで本格的な味わいを楽しめるのが特徴。サントリーの山田眞二執行役員は、酒類市場の先行きについて「節約志向が強まる中、ビールなどの定番品以外に幅広いニーズへの対応がより必要」と分析する。

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