安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による株式市場の活況を受け、一部の証券会社が新規店舗の出店を加速している。SMBC日興証券は24日、東京・銀座と大阪・梅田に新支店を開設。みずほ証券は23年ぶりに東京・日本橋兜町に支店を設置する方針だ。1月から始まった少額投資非課税制度(NISA)の普及にも期待が集まっており、証券業界では新たな競争が始まっている。
日興の新規出店は6年ぶりで、銀座への出店は2003年に撤退して以来、11年ぶり。3年間で25支店の開設を計画している。
銀座支店は高級ブランド店などが集まる銀座の中心地に位置し、開店式典で日興の久保哲也社長は「当社の強みであるリテールをさらに強化していく」と述べた。店舗の賃貸料などの固定費は高額だが、「固定費を上回る成果を出すことが可能」(日興)としている。