■利用者増へ割安プラン拡充
--製薬業界からスポーツクラブ運営企業に転じた
「日本は世界有数の長寿国だが、健康寿命はそう長くない。健康は大事なのに、自分の体のことをよく知らない人が多い。改善の余地はたくさんある。製薬業界にいたときもそうだったが、健康でいることの大切さを分かりやすく伝えたい。過去に在籍していたウォルト・ディズニーはサービスで顧客を引きつけている。スポーツクラブも、サービスでお役に立てる部分はある」
--スポーツクラブ業界は競争が激しい
「大変な業界に飛び込むという思いはあった。ただ、価値と価格が見合えば消費者はお金を払う。どうしたら健康を維持できるかを伝えることができればクラブに通ってくれる。明確な目標があるという意味ではやりやすいが、まだ需要は創造できていない」
--日本はスポーツクラブの利用率が低い
「全人口の18%が通っている米国に対し、日本は3%しかない。運動はしたいと思っているが、忙しかったりして通えなくなると損した気分になり、やめようと考えてしまう。効果が実感できず、通う価値が見いだせていない面もある。そこで、当社は昨年7月に新料金プランを打ち出した」
--新料金プランの特徴は
「月に何回も通えるフリープランに加え、回数に応じて割安になるプランを拡充した。2回までのプランなら月3255円からだ。利用できる施設も増やしたので、勤務先と自宅の近辺で使い分けられる。人は時期によって時間に余裕ができたり、忙しくなったりする。フリープランだけではカバーできない。新規はもちろん、既存会員にも納得していただいている。サービスの充実も図り、1月にシニア向けスタジオプログラムを導入した。これを機にクラブに通う人を増やしたい」
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