【サマランカ=田辺裕晶】マツダは27日、メキシコ中部のグアナフアト州サマランカで、主力小型車「マツダ3」(日本名アクセラ)などを生産する新工場の開所式を行った。米国や欧州、中南米で幅広い自由貿易協定(FTA)を結ぶメキシコに生産拠点を設け、巨大市場の北米などへの輸出を強化する。
山内孝会長は同日の式典で、「メキシコは経済・雇用が安定し、多くの国と自由貿易協定を結ぶなど、自動車産業にとって世界で最もチャンスのある国の一つだ」と強調した。
新工場の生産能力は年14万台だが、2015年度にはトヨタ自動車への供給分を含め23万台に増強する。総投資額は約7億7千万ドル(約788億円)。メキシコではホンダが今月21日、日産自動車も昨年11月に新工場を本格稼働するなど、日本の自動車大手による生産増強が相次いでいる。