清涼飲料大手のサントリー食品インターナショナルは3日、消費税率引き上げに伴う自動販売機の価格設定について、大半の商品で10円引き上げと発表した。容量の増減とも組み合わせて、全体で約3%分を転嫁する。
メーカー出荷価格は全商品で8%の消費税を転嫁。自販機の運営事業者や設置先に「推奨」する形で実施する。
自販機価格は、「BOSS」など缶入りのコーヒーや清涼飲料水はほとんどを10円上げとする。
550ミリリットル入りの「サントリー天然水」は110円で据え置く。一方、緑茶飲料「伊右衛門」や「サントリーウーロン茶」は現行の500ミリリットル入り製品を10円引き上げ160円とするが、同時に65ミリリットル少ない435ミリリットル入り製品も追加発売し、140円での販売を推奨する。