スズキは12日、2014年春闘の労使交渉で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分を組合員平均で月額800円にすることで妥結した。一律の実施は見送り、若手や仕事で成果を残した社員らに手厚く配分する。
年間一時金(ボーナス)は5.5カ月分の要求に対し満額回答した。
ベアをめぐっては組合側が3500円を要求したのに対し、経営側は15年4月からの軽自動車増税による需要減退などを見据え、回答直前まで「ゼロ回答」する方向で調整していた。ただ、回答日の夕方までもつれた交渉の結果、要求を大幅に下回る金額で妥結した。