ホンダは米国での自動車生産台数が累計で2000万台を突破したと発表した。1982年に日本の自動車メーカーで初めて米国生産を開始してから、32年間で到達した。米国はホンダの営業利益の約4割を占める稼ぎ頭であり、現在は米国販売の95%超を北米で生産するなど“地産地消”の先進事例にもなっている。
ホンダは米国内に計4つの完成車工場を持ち、第5工場も2015年以降にオハイオ州で稼働する予定だ。米国での累計生産台数のうち、約半分は主力車「アコード」が占める。
現地時間20日、米国で最初に稼働したメアリズビル工場(同州)で、1000万台目の米国製アコードが完成。また同時期に累計生産2000万台も達成した。
ホンダ車は、12年秋に全面改良したアコードが13年の米国の車名別新車販売でトップになるなど売れ行き好調だ。歴史的円高で打撃を受けた反省を踏まえ、北米での現地生産比率も08年の79%から大幅に増やしており、トヨタ自動車の約7割と比べても生産移転が進んでいる。
ホンダは16年度に世界販売600万台を目指しており、うち200万台を米国が占める。同社幹部は「伸び率は新興国の方が高くなるだろうが、当面の稼ぎ頭は米国だ」としている。