岩谷産業は、堺市西区に液化炭酸の製造プラントを建設する。需給が逼迫(ひっぱく)していることに対応した設備投資で、7月に完成する見込み。同社の千葉、三重、山口に続く4か所目の液化炭酸製造プラントとなる。
新しいプラントは年間3万3000トンの液化能力を持ち、貯槽量100トンのコールドエバポレーターを4基、ローリー出荷レーンは3レーン設置する。コスモ石油堺製油所から原料ガスの供給を受け、同プラントで液化、貯蔵し、ローリーで出荷する。
液化炭酸は、溶接のシールドガス用や飲料用など広く使用されている。原料ガス供給元の閉鎖や減産などにより需給が逼迫(ひっぱく)している。
岩谷産業では新しいプラントの建設により、近畿、中四国エリアに液化炭酸を安定供給すると同時に、販売を強化する考えだ。