今後は行楽需要など期待
石油連盟の木村康会長(JX日鉱日石エネルギー会長)は17日の会見で、消費税と石油石炭税のダブル増税を控えた駆け込み需要の反動で、4月のガソリン需要が前年同月比7%減になるとの見通しを示した。ただ、5月以降は大型連休の行楽需要や景気回復で「プラスの影響があると期待している」とした。
3月のガソリン需要は前年同月比5%増だったが、JX系列店の販売量でみると、4月は、中旬までの半月で前年同期比18%減に落ち込んだという。ただ、木村会長は「生活必需品の要素もあり、年間の需要は前年比98~99%(2~1%減)ぐらいに戻るのではないか」と語った。
指標となるドバイ原油価格がウクライナ情勢の緊迫化などを背景に上昇していることにも触れ、「1バレル当たり105~110ドルで推移するのではないか」と指摘。「石油の需給には直接の影響は出ておらず、130~140ドルといった極端な値上がりは考えにくい」と述べた。