【インタビュー】「世界自閉症啓発デー」イベントを支援 (1/2ページ)

　□アメリカンホーム医療・損害保険社長兼ＣＥＯ　橋谷有造さん（４８）

　－－女優の東ちづるさんが理事長を務める一般社団法人「Ｇｅｔ　ｉｎ　ｔｏｕｃｈ！」を支援している

　「東さんに当社のチャリティーイベントに来ていただいた際、さまざまなボランティア活動を東さんが２０年来続けていると聞いた。国連が定めた『世界自閉症啓発デー』（４月２日）に関連するイベントも主催されているものの、一般にあまり知られておらず参加者が少ないことから、どうにかして広めたいということで昨年から協力を始めた」

　－－東さんは「まぜこぜの社会をつくる。みんなで社会を一緒に変えていく」という考えを提唱している

　「社会貢献活動は保険会社としては社会的な使命だが、何をまず支援していくべきかを考えると、一歩踏み出すのは容易ではない。しかし、東さんが立ち上げた団体はさまざまな人たちを『まぜこぜ』に支援している。これなら私たちもタイアップしやすいと思った。社会的使命や社会貢献というと何か重い感じもするが、東さんの活動には支援する側とされる側という枠組みを超えた面がある」

　－－イベントの内容は

　「東京タワーなどのブルーのライトアップのほか、東日本大震災の被災地の菜種油で作ったキャンドルリレーやライブもあり、すごく参加しやすく、分かりやすい。継続的に協力していきたい」

　－－ライトアップは全国各地で行われている

　「横浜マリンタワーや大阪城、通天閣など全国８０カ所ぐらいの観光名所がブルーに染まる。私たちは米ＡＩＧグループに属しているが、米国ではごく普通に情報発信が行われており、海外では常識だ。東さんは、取り組んでいる活動の必要性がなくなることが最終的な目標だと話している。この点も共感できる」

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