想定以上の駆け込み需要で、百貨店の化粧品売り場は活況だった=東京都中央区の松屋銀座(西村利也撮影)【拡大】
一方、反動減について資生堂は今年度売上高で80億円を見込んでいるものの、「百貨店はこれからだが、ドラッグストアなどでは戻りが早い」と、これまでのところ、さほど大きな落ち込みはないようだ。
「まとめ買いで『余分な化粧品がある』という心理から、普段よりも使用量が増えるため、買い控えもそれほど長く続かないはず」との分析もあり、需要の先食いは大きくないとの見方が支配的だ。
反動減対策として、資生堂は5月に「ベネフィーク」ブランドの大量サンプリングキャンペーンを行う。コーセーは「例年より期初のテレビCMなどのプロモーションや顧客に触れる機会を多くしている」という。ファンケルは「4月から使えるクーポン券を配布」し、効果を上げているという。