ヤマト運輸社長・山内雅喜さん【拡大】
--法人顧客に運賃の見直しを要請しているが
「荷物を従来の個数ではなく、大きさで管理することで、扱い量を『見える化』し、確かな品質を確保する。見直し後は、荷物の大きさに応じて運賃をいただく形にし、過去の経緯で大きな割引率を適用していた顧客は適正な率に戻す。2月ごろから顧客に打診を始めている」
--昨年発覚した「クール宅急便」の温度管理の不備で、再発防止策の進み具合は
「IT(情報技術)を駆使して、特に繁忙期に1日ごとの取り扱い可能な総量を事前に見極め、その範囲内で荷物を引き受ける『総量管理制度』を7月までに導入する。品質指導長を全国に配置し、仕分けや配達のルールの徹底を図っている。もう絶対に不備は起こさない」
【プロフィル】山内雅喜
やまうち・まさき 金沢大文卒。1984年ヤマト運輸入社。執行役員東京支社長、同人事総務部長、ヤマトホールディングス執行役員、ヤマトロジスティクス社長などを経て2011年4月から現職。11年6月からヤマトホールディングス取締役執行役員兼務。長野県出身。