■住宅ローンのPB化で差別化図る
--新社長としての経営方針は
「分かりづらいといわれる住宅ローンそのものを、もっと簡便なものにすることで、住宅市場の流動性が高まればいいと考えている。これまで蓄積してきた当社のデータやノウハウを生かしながら、そうした取り組みのリーディングカンパニーにしていきたい」
--消費税増税の住宅ローン市場への影響は
「仮に新築住宅が駆け込み需要の反動減で落ち込んでも、住宅ローン全体で18兆~20兆円という規模はさほど変化しないとみている。国内の住宅需要は常にあり、中古住宅の購入やローンの借り換えにシフトするなど内訳が変わるだけだからだ。金融機関の間で競争が激しくなる中、いかに差別化を図れるかが課題となる」
--差別化の具体的な戦略は
「新たに発売した住宅ローン商品『フリーダム』は、住宅ローンをプライベートブランド(自主企画、PB)化する試みだ。各銀行の扱う住宅ローン商品を当社が仕入れ、SBIブランドで当社の店舗で販売するもので、利用者にとっては商品選択の幅が広がるとともに、銀行も販路が拡大する利点がある。借り換えの最良のタイミングをメールで知らせるサービス『レートウォッチャー』の提供など、利用者が得するための気付きを与えられる取り組みも強化していく」