一方、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した4月の新車販売台数(登録車と軽自動車の合計)は前年同月比5.5%減の34万5226台だった。前年実績を下回るのは8カ月ぶり。4月は受注が半減した販売店もあり、自販連担当者は「相当厳しい」と漏らす。
しかし、増税前の受注残が下支えしているほか、今後は各社が新車を投入して新たな需要を掘り起こす。6車種を投入するダイハツ工業の三井正則社長も「新たな魅力を付加し、お買い得感で戦う」と意気込む。
価格が安く日常性の高い商品・サービスは「買い控える、節約するという人の割合が急速に下がっている」(ユニ・チャームの高原豪久社長)。また、旅行やレジャー関連も「足元でさしたる影響はない」(オリエンタルランドの片山雄一取締役)という。
これに対し、住宅などの高額品は、駆け込み後の低調が続いている。増税に伴う衝撃が強いだけに、反動減も大きくなる。低迷する高額品の個人消費の回復力を政府も注視している。