ユーチューバーと連携、企業の関心高まる 低コストで独自表現 (1/3ページ)

2014.5.5 08:10

国内のインターネット動画広告市場規模

国内のインターネット動画広告市場規模【拡大】

 視聴者をひきつける質の高い映像を創り出し、人気を誇る動画配信者「トップユーチューバー」と企業がタッグを組み、作品を通して販売促進につなげる動きが活発化してきた。トップユーチューバーが、テレビCMとは違う独自の表現手法で商品の使用感や楽しみ方などを伝えることで商品やサービスがヒットする現象も発生。映像制作も低コストで対応可能なため、大企業だけでなく中小企業もタッグに関心を寄せる。

 人気作者へ依頼

 ある青年が布団の中で、新年に縁起の良い夢を見ようと、富士山や鷹などを想像しながら眠るものの、なぜか旅行の「初夢フェア」の夢をみてしまう。

 こんなシュールなアニメが動画投稿サイト「ユーチューブ」で人気を集めた。作者は、動画制作で人気のABTVnetwork氏。依頼したのは、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)だ。

 同氏の動画は特に20歳以下の若年層に人気で、HISはこれからの利用者層に向けて効果的にアピールできると判断した。動画視聴が売り上げにどれだけつながったかという実数は非公表だが、反響の大きさを受けて同氏とのコラボを今後、半年程度継続する予定という。

「ビジネスとして軌道に乗ってきており、収入も安定している」

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