【ビンズオン省(ベトナム南部)=三塚聖平】おもちゃ大手のタカラトミーは16日、ベトナムの委託工場の稼働を18日まで停止したことを明らかにした。反中国デモでの影響が懸念されるためで、従業員の安全を重視した。
同社はハイフォン市の工業団地内の工場で、「プラレール」などを生産している。生産設備はタカラトミーが所有するが、工場自体は中国企業が経営する委託工場で、すでに、デモ隊が工場前までに押しかけたという。敷地内にデモ隊が入ることはなかったが、安全を考慮し、15日以降の工場停止を決めた。19日に状況をみて、再稼働するか決める。
また、日本から送った国旗を掲げ、日本メーカーの生産拠点であることをアピールするなどの対策もとったという。