◆無償デモでアピール
一方で、学校のプールの洗浄剤として採用されるには、自治体ごとの教育委員会の了承が必要なため、まずは関東の教育委員会を訪問。今年の清掃が始まる6月まで無償でデモンストレーションを実施し、採用を呼び掛ける。今月だけですでに9カ所(4自治体と国土交通省)でデモを行い、手応えを感じている。
これを受け、ICDは6月15日から、マグクリーンの総販売元を、同社環境事業部の渡辺和雄氏が独立して同日設立するクリーンアーステクノロジー(CET、東京都港区)に移管。代理店契約もICDからCETに切り替え、販売網を全国に広げる考え。
プール清掃は通常、堆積(たいせき)したヘドロを除去し高圧洗浄後、ポリッシャーなどを使って、こびりついた汚れを研磨。その後、塩素系薬剤を使用し壁面などをブラッシングする。頑固な汚れは塗膜に負荷をかけることになり、それにより塗膜がはがれるとコンクリートが劣化。藻やコケの根がはがれにくくなり、プールの維持管理費などに負担をかける。
マグクリーンは海水から抽出された天然成分の薬剤で、主成分は水酸化マグネシウム。医薬品や食品添加物、サプリメントにも使用されており、取り扱いも安心・安全だ。25メートルプールの場合、マグクリーン20キロ(3万円)を水溶液にして水面から直接散布する。1回の散布でオフシーズン期間中、効果は持続するという。