自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)に参加した大津啓司理事長(前列中央)ら自動車大手8社の幹部=19日、東京都港区【拡大】
具体的な研究テーマは、ディーゼルの浄化技術、エンジンの燃焼技術の高度化、エンジン性能調査。今年度の事業費として約10億円を計上した。ディーゼル浄化技術については、経済産業省が5億円を補助、残りを自動車8社が分担する。
研究は、大学や研究機関と共同で取り組み、2020年までに二酸化炭素排出量を10年比で3割減らす燃焼技術などを開発。またエンジンの熱効率は現状の4割前後を5割に高める。20年の段階でも、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンが自動車全体の約8割を占めると判断しており、共同で基礎研究を手がけ技術の底上げを図る。成果は各社が個別に実用化する。
現在は、欧州勢がディーゼルとガソリンの両エンジンとも排気量を下げるかわりに、動力性能をターボで補うダウンサイジング技術で先行。日本勢が電気モーターを組み合わせたハイブリッド技術で対抗する形となっている。