日本アルミニウム協会の新会長に就任した石山喬日本軽金属ホールディングス社長=29日、東京都港区【拡大】
日本アルミニウム協会は29日、定時総会で日本軽金属ホールディングス(HD)の石山喬社長を新会長に選出した。石山会長は同日の会見で、「さまざまな分野で仕事が忙しくなっているようだ」と指摘し、業界に明るさが戻っているとの認識を示した。
協会によると、4月のアルミニウム圧延品の出荷は、前年同月比9.4%増の17万7624トンと、10カ月連続で増加した。消費税増税による駆け込み需要があったことから、その反動減が想定されていたが、ビール系飲料の缶材や自動車向けのアルミニウム材は減少したものの、ボトル缶タイプのコーヒー缶が増加したことや、トラックが好調に推移していることから、全体でプラスとなった。
石山会長は「5月には少し落ちるかもしれないが、6月から戻ってくるような気配もある」とし、「総じて需要は締まっている」として、先行きにも自信を見せた。具体的には半導体や家電向けは横ばいとみるが、トラック関係の好調などが支えになるとみている。