また、セキュリティー、ゴト、バグ、出玉検証というパチンコとは仕組みの異なる部分についても、商品としてのクオリティー担保に注力。パチスロメーカーとして全方位の開発に積極的に取り組んでいる。
今後、年間3~4機種のリリースを予定しているが、市場のトレンド、ファンの顕在化したニーズと潜在ニーズを吸収し、独自のパチスロ機開発に反映。毎回ブラッシュアップを図るなか、藤商事のパチスロに対する本気度を、ファン、ホールの皆さんに伝えたい。さらには、パチスロならではの面白さを担保しつつ、パチンコメーカーでしか作れない新たなパチスロ機の開発にチャレンジしていきたいと思う。
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【プロフィル】松下智人
まつした・ともと 1971年生まれ。藤商事のアレパチ「シャトル21」に興味を持ち“遊技機をプロデュースする職業に就きたい”と89年、同社に入社。管理部経理担当、総務部部長を経て、執行役員開発本部副本部長に就任。パチスロ機開発の責任者を務める。