「今まで『白い犬』にさんざんやられてきた…」
NTTドコモは19日、東京都内のホテルで、定時株主総会を開いた。昨年度(2014年3月期)は米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を投入したものの、純増数の伸び悩みを補いきれなかったほか、春商戦の販売費用もかさみ、ソフトバンクに月間販売台数や収益面などで業界首位の座を奪われた。
今年度の巻き返しを期する経営陣に、株主の厳しい視線が注がれている。加藤薫社長は「成長軌道に向けて挑戦する1年目と位置づける」と述べ、業績改善に向けた決意を表明した。主な株主との質疑応答は次の通り。
株主の質問 「出資した食材宅配会社は収益面に貢献しているのか。米国やインドの携帯電話事業からの撤退を決めたが、今後の海外戦略は」
岩崎文夫副社長 「宅配はモバイルとの関係が高いので出資を決めた。ドコモショップも活用しながら集客し、会員数は順調に伸びている。ABCクッキングやモバイルの周辺事業との協業も進めていきたい」