ドコモの新アプリ「スピードテスト」、通信品質改善へ活用する。使いすぎには注意も【拡大】
■エリア品質改善に活用
NTTドコモは、23日から通信速度を測定できるアプリ「ドコモスピードテスト」の提供を開始した。利用料は無料。まずはアンドロイド版が提供され、iPhone版は検討中。Google Playで配信されており、編集部で確認したところ他キャリアのアンドロイドスマートフォンでも利用できた。
「ドコモスピードテスト」はユーザーの現在地で通信速度を測定できるアプリ。周辺のXi(クロッシィ=LTE)の平均速度もあわせて表示されるほか、過去に測定した結果も参照できる。このほか近隣のドコモショップや、公衆無線LANスポット「docomo Wi-Fiスポット」の場所を地図上で確認したり、自宅周辺や外出先などのXiのエリア状況、今後の拡大予定もわかる。ある程度、大きな容量のデータをやり取りすることで適切な測定結果を得られるようにしているとのことで、1回の測定につき平均で25メガバイト程度、ダウンロード速度が毎秒約60メガバイト以上、アップロード速度が毎秒約30メガバイト以上で約75メガバイトという通信量になるとのこと。このため、ドコモでは最大のデータ量で測定を40回ほど実施すると、総通信量が3ギガバイトに達するとして、注意するよう案内している。