アクセンチュアなどが展示を始めた3Dアート広告=東京都港区の虎ノ門ヒルズ【拡大】
6月に完成したばかりの虎ノ門ヒルズに巨大な穴?
経営コンサルティング大手のアクセンチュアと慶応大学は17日、東京都港区の虎ノ門ヒルズで、巨大な3Dアート広告の展示を始めた。近く共催するビジネス創造コンテストをアピールするのが狙い。20日まで展示する。
広告は直径10メートルの絵を地面にはり付けたもので、脇に設置したステージ上から眺めると、あたかも地面に大きな穴があり、その下の道路を車が走っているかのように見える。虎ノ門ヒルズの地下は環状2号線が走っており、同じ場所に穴があれば同様の風景が見られるという。
両者は高校生や大学生のチームが地方自治体が抱える政策課題の解決を目指す「第2回データ ビジネス創造コンテスト」(表彰式11月8日)を開催。8月17日まで参加を募る。コンテストでは、データをいかに有効活用できるかが問われるため、広告には「データを『掘り下げる』との意味も込めた」(アクセンチュアの中須藤子マーケティング・コミュニケーション部マネジャー)という。