富士通、半導体生産から撤退へ 三重と会津若松工場、売却調整 (2/2ページ)

2014.7.19 05:00

売却の方向で調整している富士通の三重工場=三重県桑名市

売却の方向で調整している富士通の三重工場=三重県桑名市【拡大】

 三重工場800人と会津若松工場700人の従業員の雇用は維持する。

 富士通は半導体事業の低迷を受け、再編を進めてきた。設計・開発では2013年にアナログ半導体とマイコンを米スパンションに売却。システムLSIは今秋にパナソニックと新会社を設立する。生産からの撤退が同社の大きな経営課題となっていたが、今回の売却でようやくめどがついた。

 かつて日本の半導体産業は売上高で上位を占めていたが、設計・開発や生産に特化する海外企業が台頭。さらに積極的に大型投資を行う韓国のサムスン電子にシェアを奪われ、再編を余儀なくされた。富士通の半導体事業は設計・開発だけ残すが、事実上の撤退で、日本の半導体産業の縮小が鮮明となっている。

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