サントリー食品インターナショナルが第一三共ヘルスケアとライセンス契約して開発した「リゲイン エナジードリンク」。発売2週間で年間目標としている100万ケースの約3割を出荷するなど、好調なスタートを切った。
サントリー食品インターナショナルは、清涼飲料市場においてエナジードリンクカテゴリーが、2009年31億円から13年400億円と10倍強に伸長しているのに着目。市場分析をすると、30~40代の男性がメーンユーザーで、従来夜に飲まれるものから朝に飲まれるものに変化してきていること、飲用者の70%が栄養ドリンクを併用していることが判明した。
こうした背景を踏まえ指定医薬部外品の栄養ドリンクのメジャーブランドを確立している「リゲイン」から、処方設計や香味設計のヒントを得て、アルギニン1000ミリグラムを配合し、炭酸入りのエナジードリンクを発売した。
栄養ドリンク「リゲイン」の黄色と黒のパッケージイメージを踏襲するとともに「24時間タタカエマスカ」のブランドメッセージを現代風にアレンジした「3、4時間たたかえますか?」などのコミュニケーションで、「リゲイン」ブランドをさらに増幅していることも市場に早期に浸透していることにつながっている。190ミリリットル缶入りで価格は200円。