■「らしさ」継承、大規模計画仕上げる
--6月に超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」が開業した
「大きな手応えを感じている。当社の街づくり、ヒルズのブランドを再認識した。虎ノ門エリアは建物の老朽化や、大規模開発がなかったことで、経済的に地盤沈下してきた。虎ノ門ヒルズは、このエリアが真の国際新都心として進化していく上での起爆剤となる」
--国家戦略特区への指定や東京五輪をどう生かす
「地域限定で規制が緩和される特区の活用にスピード感を持って取り組めば、街づくりに大きなインパクトがある。東京五輪は日程が決まっており、設定された目標年度に向け、ハードやソフトの整備が必然的に進む。今後5~10年が東京や日本にとって勝負となり、この1~2年に具体的な計画を仕込まないと間に合わない」
--現在は非上場企業だが、株式公開へのスタンスは
「上場は資本戦略の一つの手段だが、会社の規模が大きくなり上場以外にも資金調達の方法はある。仮に上場すれば株主数は圧倒的に増えるが、街づくりに求められる長期の戦略がどこまで理解されるかという点もある」