投信受益者と投資先企業が異例の対面へ 「より長期投資の意義が伝わる」 (1/2ページ)

2014.8.10 07:04

都内で開催された出展企業向け説明会で「さわかみファンド運用報告会2014」の趣旨を語る澤上龍社長。

都内で開催された出展企業向け説明会で「さわかみファンド運用報告会2014」の趣旨を語る澤上龍社長。【拡大】

 「さわかみファンド運用報告会2014」が来る9月20日、神奈川県のみなとみらい地区にあるパシフィコ横浜・ホールCで開催される。

 さわかみ投信の勉強会は運用開始当初から定期的に開催されているが、運用報告会は昨年8月23日のファンド決算日当日に初めて開催された。さわかみファンドのコンセプトである「長期投資」という長い時間軸の中で、ファンドは今、どういう状況なのか、どういう方向へ向かおうとしているのかを、「ファンド仲間」と呼ばれる受益者に知ってもらうことが目的だった。

 しかしプレゼンターを務めた草刈貴弘最高投資責任者は「ファンド仲間の皆様は成績も大事だが、それ以上にファンドの投資先企業を見たいという気持ちを強く持っていると感じた」という。

 そこで澤上龍社長は「ファンド仲間と投資先企業が対面することで、より長期投資の意義が伝わる」と考え、今回、趣旨に賛同した企業が出展を決めたという。そして同時に、出展企業に対して「IRフェアのように短期的な業績を強調するより、企業の社会的立場や将来目指す方向を訴えていただきたい」と要望した。

出展ゾーンには6月26日現在で31社が参加を表明

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