米携帯電話大手の今年4~6月期の新規契約件数は、首位ベライゾン・ワイヤレスと2位AT&Tがそれぞれ100万件を超えるプラスだった一方、スプリントは20万件余りのマイナスに沈んだ。
Tモバイルも90万件以上伸ばし、ジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)が短文投稿サイト「ツイッター」で「年末までにスプリントを抜く」と宣言するなど、猛追している。
これに対し、ソフトバンクの孫正義社長は「(スプリントの)ネットワークの改善は進んだ。いよいよここから本格的に営業攻勢に入る」と強気の構え。シャープからの共同調達をてこに、米国で価格競争に参戦する方針だ。
孫社長はスプリント強化策の第1弾として、経営トップを刷新。11日付で、携帯電話の販売現場に詳しい、子会社の米携帯電話卸売り大手ブライトスターの創業者でCEOのマルセロ・クラウレ氏を起用した。端末の共通化によって、販売強化に打って出る。