スズキが発売したジムニーの特別仕様車「ランドベンチャー」(同社提供)【拡大】
スズキは19日、スポーツ用多目的車(SUV)「ジムニー」の特別仕様車「ランドベンチャー」を発売した。悪路に強い走破性はそのままに、内外装に高級感を持たせたのが特徴。消費税増税後の需要低迷から早く抜け出したいだけに、特別仕様車で販売テコ入れを図る考えだ。
外装は車体の先端を覆うフロントグリルに黒メッキ加飾を施すなど存在感をアピール。内装は黒とシャンパンゴールドで上質な印象を持たせたほか、運転席と助手席のシートに「夏は熱くなりにくく、冬は冷たく感じににくい」という新素材を初めて採用し、快適性も重視した。
特別仕様車は660ccの軽自動車モデル「ジムニー」と、1300ccの小型車モデル「ジムニーシエラ」の両方で発売。価格は軽が158万40~169万1280円、小型車が175万8240~186万9480円。