ソフトバンク、iPhoneに代わる戦略的端末 日米にシャープ製スマホ投入 (1/2ページ)

2014.8.19 06:48

ソフトバンクが発表した新商品「アクオスクリスタル」=18日、東京都港区

ソフトバンクが発表した新商品「アクオスクリスタル」=18日、東京都港区【拡大】

 ソフトバンクは18日、傘下の米携帯電話3位スプリント、シャープと共同開発した新型スマートフォン(高機能携帯電話)「アクオスクリスタル」を日米両市場に投入すると発表した。定額制でアプリ取り放題の新サービス「アップ パス」も日米で展開する。共同開発により、調達コストの低減や検証作業の効率化を狙った。

 「シャープの要素技術を結集した」(同社の高橋興三社長)という新端末は、約5インチの液晶画面を搭載。フレームを極限まで薄くしたことで、「まるで画面だけを持つ感覚」(ソフトバンクモバイルの田原真紀マーケティング戦略統括部長)を楽しめるのが特徴。電池を3日以上持たせることもできる。

 日本では、今月29日に発売する。かつて独占的に扱っていた米アップルの「iPhone(アイフォーン)」に代わる戦略的端末として打ち出す。MNP(番号持ち運び制度)による新規加入者には、実質0円で提供する。

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