【トップは語る】日本製紙社長・馬城文雄さん(61) (2/2ページ)

2014.8.20 05:00

日本製紙の馬城文雄社長=23日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

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 --伸ばしていく分野は

 「脱デフレの定着を前提とすると、包装紙のほか、石油化学製品との置き換え需要も見込める紙容器などだ。コンビニで出すコーヒーの紙容器などがその一例で、同様の傾向は海外でもある。対応できるように、タイなど各国で生産ラインの転換や見直しを進めている」

 --製紙に次ぐ事業の柱を育てることも課題だ

 「総合バイオマス企業を掲げ、バイオマス発電に取り組んでいる。バイオケミカルでは、木の繊維をナノ化したセルロースナノファイバーを年に約30トン生産できるプラントを岩国工場に造った。商品化の方向付けなどの検討に入っており、来年から3年間の中期経営計画に盛り込みたい。自動車関連やラッピング向け、増粘性を利用したアプローチも考えている。石巻工場は『バイオマスコンビナート』として活用していく方針だ」

                   ◇

【プロフィル】馬城文雄

 まのしろ・ふみお 九大農卒。1975年十条製紙(現日本製紙)入社。2006年取締役原材料本部長代理兼林材部長、10年常務原材料本部長、12年常務企画本部長。14年6月から現職。熊本県出身。

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