フォルクスワーゲングループジャパンは25日、小型車「ポロ」を一部改良して発売したと発表した。安全装備を大幅に充実させたほか、燃費性能も改善。特に30代の女性をターゲットにして拡販を図る。
安全装備ではミリ波レーダーが前方車両を検知して衝突の危険を警告したり、衝突被害を軽減する運転支援システムを搭載。ドライバーの疲労を検知して休息をとるよう勧めるシステムも標準装備した。また、上級グレードには車間距離を自動で調節する「アクティブクルーズコントロール」も採用している。
燃費性能は1リットル当たり22・2キロで、旧モデルに比べ約5%改善させた。価格は223万9千円から。
同日、東京都内で記者会見した庄司茂社長は「新型ゴルフに搭載した最新技術がひとクラス小さいポロにも搭載され、まるで小さいゴルフに乗っているような乗り心地。史上最高の出来だ」とアピールした。