「エクソル福知山発電所」【拡大】
エクソル(京都市中京区)は、自社運営のメガソーラー(大規模太陽光発電所)となる「エクソル福知山発電所」を京都府福知山市に設置し、運転を開始した。
出力は1.8メガ(1メガは100万)ワット。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)を利用して、20年間全量を関西電力に売電する。面積約4万5000平方メートルの土地を賃借し、京都銀行から融資を受けて建設した。
同社は、太陽光発電専業のメーカーで、商社兼システムインテグレーターとしても事業展開している。2008年に韓国で太陽光発電所(出力300キロワット)を設置したが、国内では同社初のメガソーラーとなる。
エクソル福知山発電所では、清掃などの定期点検のほか、セキュリティー強化・異常検出のための24時間365日警備、インターネット監視、中央排水路設置による雨水処理の徹底まで、すべてのメンテナンスを自社で行う。
独立系発電事業として、売電収入による安定的な収益基盤を構築するとともに、発電量データや施工・メンテナンスノウハウを蓄積して、今後の技術・製品開発、ソリューション提案につなげていく。