全国の電力10社と大手都市ガス4社は28日、原燃料価格の変動を自動的に反映させる原燃料費調整制度に基づく10月分の電気・ガス料金を発表した。火力発電や都市ガス製造に使う石炭や液化天然ガス(LNG)など輸入燃料の価格が下落したため14社全てが値下げする。一斉に値下げするのは11カ月ぶり。
電力10社全ての値下げは4カ月連続。太陽光発電の電力を家庭などから買い取る費用を上乗せする「太陽光発電促進付加金」の適用が9月分で終わることも、値下げの要因。
北海道電力が申請している電気料金の再値上げが10月分から認められた場合は、標準家庭で前月比1142円の値上がりとなる。ただ、審査に一定の時間がかかるため、値上げは11月以降となる公算が大きい。
都市ガス4社全ての値下げは9カ月ぶり。電気・ガス料金は原燃料価格の変動に応じて毎月見直され、10月は5~7月の平均原燃料価格を基に算定した。
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電力・都市ガスの10月料金
料金 変動幅
■電力
北海道 7342 ▲10
東北 7800 ▲42
東京 8423 ▲54
中部 8105 ▲63
北陸 7083 ▲21
関西 8073 ▲39
中国 7904 ▲45
四国 7755 ▲33
九州 7507 ▲33
沖縄 8408 ▲27
■ガス
東京 5979 ▲42
大阪 6760 ▲43
東邦 7139 ▲42
西部 6436 ▲32
※単位は円。標準家庭1カ月当たり。変動幅は前月比、▲はマイナス