マツダが2015年に発売するオープンスポーツカー「ロードスター」=4日、千葉県浦安市【拡大】
マツダは4日、開発中の新型オープンスポーツカー「ロードスター」の4代目モデルを日本と米国、スペインで同時に催したファン参加型イベントで初公開した。発売は2015年を予定。重量は1100キロの現行モデルより100キロ以上も軽量化を図り、運動性能を向上させる。独自の低燃費技術「スカイアクティブ」も採用した。
車体の大きさは歴代モデルの中で最も小さく、全長は現行の3代目に比べて80ミリ減の3915ミリ、全幅は10ミリ増の1730ミリ、全高は10ミリ減の1230ミリ。ホイールベースは15ミリ減の2315ミリ。また、野生動物の無駄のない動きをイメージした「魂動(こどう)」と呼ぶテーマのデザインを他の新型車と同様に採用した。
日本では東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)でイベントを開催。開発責任者の山本修弘主査が「皆さんの熱い期待に応え、心から走りを楽しめる車だ」と説明すると、先着順で選ばれた約1200人のファンから拍手と歓声が上がった。