テニスの錦織(にしこり)圭選手がニューヨークで3日行われた全米オープン男子シングルス準々決勝に勝利して4強入りを決め、スポンサー企業などの間に“錦織効果”で業績や株価が押し上げられるとの期待が高まっている。
4日の日経平均株価は前日比52円17銭(0.33%)安で取引を終えたが、錦織選手とスポンサー契約しているファーストリテイリングは0.7%、森永製菓は0.46%それぞれ上昇した。試合をテレビ中継するWOWOWも0.68%上昇した。
すでに販売面への効果も現れている。ファストリ傘下のユニクロでは、錦織モデルのウエア販売が好調だ。「同じ会社の仲間のがんばり」を喜ぶ日清食品も、ブランド宣伝効果が高く、グローバル化のサポートになるとみている。ジャックスも広告出稿を増やす方針だ。
ファストリは、準決勝で対戦するノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)もユニクロ契約選手だけに、注目度は一段と高まる。柳井正会長兼社長が「契約選手同士の夢の対決の実現をうれしく思う」とコメントした。