「ラストリカート」では通常メニューのみだが、味は子供の好みに合わせてアレンジし提供している【拡大】
休日は子供とともに外食を楽しむ家族も多い。2月にぐるなび会員向けに実施した調査で、小学生以下の子を持つ親のうち、87.3%が月1回以上の頻度で子連れで外食をしており、そのうち30.2%が週1回以上と回答。飲食店のジャンル別では、ファミリーレストラン(76.4%)や回転ずしが人気だった。
ファミリーレストランや回転ずしは、子供用のメニューや設備が充実していることも多く、利用しやすさが人気の理由。とはいえ、たまには雰囲気のある本格的なレストランで食事を楽しみたいというのも本音だろう。
東京・神楽坂の隠れ家イタリアンとして人気の「ラストリカート」(東京都新宿区)は、05年より子連れサービスを開始。現在は毎週日曜日のランチが「お子様の日」となっており、1階のみ、その時に限って子連れ客のみとしている。オーナーの蓮見雅一さんは「常連のお客さまに『子供ができたから、もうなかなかお店に来られなくなる』と言われたからです。せっかく今まで来ていただいたのに残念だと思い、だったらお子さんと一緒に来てくださいと何も分からないまま始めました」とサービスを始めたきっかけを明かす。
「お子様の日」と銘打つが、あくまで主役は大人。メニューはディナーと同様の特別コースなどを用意し、子供向けメニューはあえて用意していない。テーブルは普段よりゆったり配置され、ベビーカーを置くスペースを確保。おもちゃをはじめ、おむつ替えや授乳スペースも準備し、子連れの親が他の客に気兼ねすることなく食事を楽しめる場を提供する。