ダイハツ工業がインドネシアでの市販を予定する軽スポーツカー「コペン」【拡大】
ダイハツは、エンジン以外の部分については、海外モデルに軽の技術を応用。昨年、インドネシアで発売した小型車「アイラ」は、軽「ミライース」で培った部品点数を減らしながら、強度を高める手法などを生かし、低価格化につなげた。
こうした動きは、ライバルのスズキなども既に取り組む。インドで販売する「マルチ800」は、軽「アルト」をベースに低価格車を実現している。
現在、エネルギー問題や環境問題も絡み、小型車が世界的に注目されており、「軽自動車の規格は日本だけだが、磨いた技術を広げる土俵は広がってきた」(大手自動車メーカー幹部)との声が上がっている。