マツダ「デミオ」好調 新型ディーゼル搭載車、受注の7割占める (2/4ページ)

2014.9.29 06:18

 ディーゼルエンジンは、圧縮比を低くすればピストンの位置が最も高くなる地点での圧力や温度が下がる。この状態で燃料を噴射しても、すぐには着火しない。この間に燃料と空気がうまく混ざり、その後に燃焼工程に入れば、NOxやすすの発生量を大幅に減らせるというわけだ。

 とはいえ圧縮比を低くすると、環境によっては着火しないケースも出てくるため、なかなか実用化されなかった。マツダは、使用環境に応じて適切に噴射することで低温時も確実にエンジンがかかるようにした。今回のデミオも「1回の燃焼の間に最大8回の燃料噴射が可能」(開発責任者の土井歩主査)だ。

 これにより、高価な排ガス浄化装置が不要となり、以前と比べるとガソリン車との価格差が大きく縮小。価格の安い小型車への搭載も可能になった。

「冷却損失」の増大を克服

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