中国の鉄道車両メーカー大手、中国南車株洲電力機車(南車株機)が今月中旬、インドのナビムンバイ地下鉄1号線の車両納入と維持管理・保守業務を、3億元(約53億4000万円)で受注した。ナビムンバイには、鉄道交通維持管理・保守サービス基地が建設される。同社にとって、2010年のニューデリー地下鉄プロジェクト受注と追加受注以降、インド市場で3度目の地下鉄車両受注となる。
受注したのは、南車株機が自社開発した高品質ステンレス製の地下鉄車両。ナビムンバイ地下鉄1号線の3分の1に当たる行程で運行する。車両の最大幅は3.16メートルで、ナビムンバイ側の求める耐腐食性を満たしている。
最大1128人の旅客を乗せることができ、最高運行時速は80キロ。インドの乗客ラッシュと高温多湿な環境に対応するため、最大積載重量17トンのボギー台車を専用に設計したほか、閉まる力が強く、開口幅の大きい、戸袋付きスライドドアを採用した。ドアは1車両の両側に4つずつ設けられる。冷房の風量や強さも乗客数によって数段階の調節が可能で、省エネルギー効果が高い。
このほか車両の外装や内装、運転席部分なども、インドの文化や特色を十分に生かしたものになるという。
現在、インドでは既にコルカタやデリーなど40超の都市で、鉄道システムの建設や計画が行われている。(中国新聞社)