10月~11月に金曜日の自動車生産を休止する「ホンダ」の狭山工場=埼玉県狭山市【拡大】
日本自動車販売協会連合会などによると、9月の国内新車販売は前年同月比0.8%減の51万8774台と落ち込んだ。軽自動車は2.5%増とプラスを維持したが、「半期末のノルマをこなすため、ディーラーが自社でナンバー登録して転売する“未使用車”を増やした」(業界関係者)ことも一因とみられる。
増税後の買い控えが想定以上に長期化し、販売店では来店客数や新規受注が落ち込んでおり、自動車大手8社の8月の国内生産台数の合計は前年同月比6.9%減の59万7940台と、2カ月連続の前年割れとなった。
各メーカーは新型車の投入などでテコ入れする構えだが、軽自動車税の平成27年度分からの引き上げなども予定されており、先行きは楽観できない。メーカーからは「市場をキープするため、税制面などで(国に)サポートしてほしい」(大手幹部)との声も漏れ始めた。