オムロンの「ラリー継続卓球ロボット」=6日午後、千葉市美浜区の幕張メッセ【拡大】
ただ、昨年の日立製作所に続き、今年は、これまで展示の中心的な存在だったソニーが出展を見送るなど、国内家電メーカーが経営不振などで撤退したことが、存在感低下に拍車をかけた格好だ。ソニーは「構造改革を進める方針を踏まえ、『選択と集中』の一環として出展を見送った」としている。
一方で、海外から参加した企業の国・地域の数は前年の18から24に増えた。インドやシンガポール、インドネシアなどが増えたという。
出展内容は多彩になった。フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」放送対応テレビなど、従来のデジタル家電だけでなく、東芝はメガネの内側にマニュアルを映すことができるウエアラブル端末を体験できるスペースを設置した。