「ミャンマー働楽」で日本語の研修を受ける現地のソフトウエアエンジニア【拡大】
ミャンマーでは民主化の進展とともに各国からの投資が増加し、インフラが急ピッチで整備されている。証券取引所の開設や中央銀行のシステム構築、新空港建設が予定されているほか、工業団地の整備、民間によるオフィスやホテル、マンションの建設がヤンゴンを中心に進んでいる。また、外資に対する規制緩和と法整備が進み、参入障壁が取り除かれつつあり、日本をはじめアジア各国を中心に、世界中の企業が事業規模と活動領域の拡大を競っている。
ミャンマー働楽は1年以内に、同国トップクラスのIT企業の一社と協力して、成長性が期待されるミャンマー国内の小売業分野でのIT系事業進出を計画している。
働楽ホールディングスは、ミャンマー進出を足がかりとして、タイ、ラオス、カンボジアなどを視野に入れて事業展開を図っていく。今後、毎年十数人規模の社員を新規採用し、2020年までにはミャンマー人社員をグループ全体で100人にまで増やす計画だ。(佐竹一秀)
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【会社概要】働楽ホールディングス
▽本社=東京都千代田区内神田2-14-10 東正ビル4階
▽設立=2012年4月
▽資本金=4250万円
▽従業員=270人(14年4月1日時点)
▽売上高=25億円(14年3月期)
▽事業内容=ソフトウエア開発、ソリューションなど
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【会社概要】日本データスキル
▽本社=横浜市神奈川区栄町1-1 アーバンスクエア横浜
▽設立=1974年4月
▽資本金=4250万円
▽従業員=340人(2014年4月1日時点)
▽売上高=34億円(14年3月期)
▽事業内容=ソリューションサービス