【フロントランナー 地域金融】武蔵野銀行和光支店(最終回) (2/2ページ)

2014.10.22 05:00

 大口取引先には支店長単独での訪問も行っている。取引先との関係構築が主眼ではあるものの、支店長の単独訪問は営業担当者のモチベーションのアップにもつながっているという。「支店長のほうが取引先のことをよく知っている」という状況にならないように、担当者に緊張感が生まれるからだ。

 支店をまとめるために、自身の考えを周知させることを大切にしている山口支店長は、半期ごとに「支店運営に対する考え方」という書面を作成して配布している。昨年10月に示した運営方針は「活気と緊張感のある明るい店作りを目指します」というもの。中には「支店の業績の前に自分自身のために頑張ろう」という項目もあり、個人の目標達成を重視する山口支店長のこだわりが見て取れる。

 強いリーダーシップで支店をまとめる山口支店長の下、個人の目標達成が積み重なり、和光支店の業績はますます伸びていくに違いない。

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 (編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp

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【プロフィル】山口英俊

 やまぐち・ひでとし 1984年武蔵野銀行に入行。営業統括部グループ長、営業企画部グループ長、武里支店長などを経て、2013年4月から現職。モットーは「熱意・情報(ネタ)・粘りの実践」。52歳。

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