若い女性から絶大な人気を誇るローラが、マリー・アントワネットにふんして話題を呼んだCMの第2弾がスタートした。カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの子会社、ジーユー(GU)の秋冬もののバージョンだ。
CMでは、18世紀後半のフランス風の庭園に、貴族調の衣装を着たローラたちが登場。金髪を高く盛ったヘアスタイルのローラが、ニットを編みながら「ニットの歌」を口ずさむ。
同社のニット商品が990円からということを強調し、「ニットキュッキュ、ニットキュッキュ、王宮、階級、モンテスキュー」と、韻を踏んだフレーズ。一度聞くと、なかなか耳から離れない。
後半には、マリー・アントワネットの有名な言葉「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」をなぞった「ニットがなければGUに行けばいいじゃない」と、徹底的にローラ版アントワネットにこだわった内容になっている。自由奔放にみえるローラにはピッタリの役回りかもしれない。
おじさん世代からは、エキゾチックな容姿や抜群のスタイルにもかかわらず、どのような人物に対してもタメ口で対応し、ものおじしないこととのギャップが印象的。だが、若い女性にとっては、ファッション雑誌のモデルとして活躍することから、ファッションリーダーとなっている。