海外にも変調の兆しがある。得意としてきた中国は「市場の勢いが鈍化し、競争が激しくなっている」(岩村副社長)ため、販売計画を従来の90万台以上から80万台以上に引き下げた。米国でも値引き競争で利益が圧迫されている。
このため、今期の世界販売目標を490万台から469万台に下方修正。連結売上高も従来予想より500億円少ない12兆7500億円に引き下げた。
今回のリコールで、伊東孝紳社長ら役員は報酬を一部返上。再発防止に向け、品質担当の役員を置いて、開発から量産までチェックさせる態勢に変更した。
新型車については「レジェンド」を皮切りに今期中に6車種の投入を間に合わせる考え。経営陣は品質確保と同時に、新たな目標の必達が求められる。