日本遊技産業経営者同友会の創立20周年記念式典。300人以上の業界関係者が出席した=10月15日、東京都千代田区【拡大】
第3部では、警察庁生活安全局保安課の大門雅弘課長補佐が行政講話を実施。業界に関連する問題点について、のめり込みに起因した事件が散見されている現状を指摘。パチンコホール駐車場における乳児死亡放置事件も発生しているとし、いま一度防止対策の徹底を促したほか、賞品買い取りにおけるイリーガルな手法ならびに遊技機不正改造の絶無について改めて要請した。
当日、あいさつに立った松田代表理事は、大震災発生以降に同友会が行ってきた被災地復興ボランティアの派遣が、延べ866人に達した旨、報告。“創立の熱き志とともに未来へ同友会”という記念式典テーマを踏まえ、「振り返りなくして成長なし」として創立からの歴史をひもとき、温故知新の姿勢が未来を切り開くことを示唆した。