NTTドコモの加藤薫社長【拡大】
通期の営業利益予想は、昨夏買収した米携帯大手スプリントの経営再建に時間がかかるとして、当初比1000億円減の9000億円に下方修正。売上高8兆円の予想は据え置き、最終利益見通しは公表していない。
一方、KDDIの中間期の営業利益は10.7%増の3847億円と過去最高だった。携帯電話と光回線の「セット割引」を武器に100万件以上の契約純増ペースを維持した。通期の営業利益も7300億円と2期連続で2桁成長を達成する見通し。
これに対しドコモは、6月に導入した定額通話プランで料金収入が大きく落ち込み、“一人負け”の格好。挽回(ばんかい)に向けて、NTT東西の光回線とのセット割引を来年2月に開始する計画だ。
ただ通期の営業利益予想については23.1%減の6300億円と当初比1200億円下方修正した。7000億円を切るのは米国会計基準を導入した01年度以来初めて。ソフトバンクに続きKDDIにも抜かれる見通しとなった。