大手電力、相次ぎ小水力発電稼働 環境負荷・投資負担を軽減 (2/2ページ)

2014.11.24 07:25

ダムからの放流水を活用し発電する北陸電力の北又ダム発電所(富山県朝日町)

ダムからの放流水を活用し発電する北陸電力の北又ダム発電所(富山県朝日町)【拡大】

 発電した電力は固定価格買い取り制度を活用し、東電などに売電する。発電量は合計で年約90万キロワット時と、一般家庭約270世帯の電力を賄える。

 また、関電は富山県黒部市で既存ダムの放流水を活用した「出し平発電所」(出力540キロワット)を建設しており、2015年12月の完成を予定する。

 このほか、北陸電力は富山県朝日町でダムの放流水を活用した「北又ダム発電所」(出力130キロワット)の営業運転を今月14日から開始した。電源開発(Jパワー)は福井県大野市でダムに流れ込む水路を活用する「このき谷発電所」(出力199キロワット)を建設中だ。16年5月の運転開始を目指している。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。