関電、運転期間延長へ劣化調査 高浜原発の「特別点検」に着手

2014.12.2 06:03

 関西電力は1日、運転開始から約40年経過した高浜原発1、2号機(福井県)の「特別点検」に着手したと発表した。原則40年とされる運転期間の延長を目指して、原子炉の劣化状況などを詳細に調べる。特別点検の実施は関西電力が初めて。

 まず原子炉格納容器の鋼板に塗っている腐食防止のための塗装がはがれていないかどうかを運転員が目視で点検する。その後コンクリート構造物なども全体的に調べる。点検には3~4カ月かかる見通しで、問題がなければ、来春にも運転延長の認可を原子力規制委員会に申請する。

 国内の原発48基のうち運転開始から40年前後経過した原発は7基あり、運転期間の延長を目指す場合、電力会社は来年7月までに延長の認可を申請する必要がある。

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